初公開!最新のオーダーカーテン縫製とは? vol.1

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カーテン担当の大八木です。

先日、カーテン担当スタッフ4名で、当社が長年お世話になっているカーテン縫製工場へ見学に行ってまいりました!

今回訪れた縫製工場は、最新の設備が整っていることもあり、見たこともないような特殊なミシンがあったり、あっという間にカーテン生地がカット出来たりと、驚きと感動の1日でした。そこで!今回からオーダーカーテンが出来上がるまでの工程を、3回にわけてご案内させていただきます♪

みなさまの元へお届けしているオーダーカーテン・・・、さて、どのようにして仕上がっているのでしょうか?

1.カーテン生地が到着

私たちが手配したカーテン生地が縫製工場に届きます。たくさん届いたカーテン生地を、1件ごとにサイズや仕様とともにデータ入力され、伝票を作成したのちに必要な工程へどんどん移動されていきます。

カーテン入荷

2.カーテン生地をカット

まずカーテン生地を必要な長さにカットします。こちらは、主にレースカーテン生地を一瞬で「ヒートカット」してくれる機械です!

カーテン生地をヒートカット

ヒートカットとは、熱で生地を溶かしてカットする手法になります。通常のハサミや裁断機でカットするよりも、切り口が美しく、生地がほつれにくなりますので、カーテンを縫い上げたときにキレイに仕上がります。(生地の種類によって、裁断機をつかう場合もあります)

3.巾つなぎ

次に「巾つなぎ」です。こちらの写真は、厚地カーテン生地の「巾つなぎ」をしているところです!

カーテン巾つなぎ

カーテンの生地は一般的に100㎝~150㎝幅で出来ています。それをカーテンのサイズに合わせて仕上げていくために「巾つなぎ」をしていきます。

お客様から「カーテンに継ぎ目があるのはどうして?」などのご意見をいただくことがあるのですが、通常の生地の場合、このようにカーテン生地をつなぎあわせるのがオーダーカーテンの標準的な縫製方法です。

輸入レース生地など、ごく一部の「横使い」のカーテン生地になりますと、つなぎ目無しのオーダーカーテンもおつくりできる場合もありますので、詳しくはスタッフまでご相談ください。

4.柄合わせ

職人技で素早くかつ丁寧に縫われていきます。柄が大きなカーテン生地の場合、このように柄を合わせ、巾つなぎすることもできます♪(デザイン、生地の特性、ご予算によって、柄を合わせない場合もあります)

カーテン巾つなぎ

次回は、カーテン縫製の工程の中で1番感動した場面、カーテンの「山」を作るミシンの工程などをご紹介したいと思います!楽しみにお待ちくださいませ(^^♪